女が服を選ぶ時

先日、ブティックで物色してて

気に入ったパンツがあった。

麻で濃いカーキ色のパンツ。

合わせやすそうだし、麻だし

これからの季節に活躍しそう!と

買う気満々で、試着室へ。

履いてみたら、微妙にシルエットがイマイチ。

でもなぁ、私はデブで合うサイズが残ってたのも良い条件だし、色も素材も好きだし…

と迷ってたら

ふと、思い出してしまった。

 

 

『私、似たようなパンツ持ってた』

 

 

で、速攻試着してたパンツを売り場に戻して

帰宅して自宅のクローゼットの奥を物色。

 

あったあった。

カーキ色の麻混素材のゆるいパンツ。

 

数年前のだからくたびれ感はあるものの

まだまだ履ける。

ワンシーズンならこれで十分だ。

 

危うく数千円の無駄遣いをするところだった。

 

 

 

 

好きなものは似たりよったり

 

 

 

その後

行きつけの茶房で

ママさんや常連さんに自分の失敗談義を話してたら

皆さん、あるあるの話だった。

 

買う前に気がついただけえらいわよー!

と褒められてしまう始末。

 

 

女とは

おしゃれはしたいが

好みは変わらず

冒険のできない生き物なのかもしれない。